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以前の「マーケティングの定義」は1985年に定められたもので、マーケティング入門書などでよく見かける「マーケティング・ミックスの4P」、つまり、製品・価格・プロモーション・流通のエッセンスであり、これはすでに「20世紀版」、つまり過去のマーケティングの定義です。
ちなみに「マーケティングの定義」が初めて登場したのは1935年のこと。
この「20世紀版」が1985年に登場するまでの50年間、最初の定義が使われ続けてきたのです。
それではなぜ、マーケティングの定義を20世紀版から21世紀版にシフトする必要があったのか。
それは1985年から現在までの19年間の外的な変化と潮流が大きく影響しているからです。
インターネットの実用化、ドン・ペパーズとマーサ・ロジャーズによる「ワン・トゥ・ワン・マーケティング」の登場、IT技術を駆使したCRMの出現、などなど。
「マーケティングの定義」20世紀版の時代はマスマーケティングに重心がありました。
それに対して21世紀版ではマスの対極とも言える「個」が重視されてくる。そのことは新定義の中で用いられている単語からも読み取ることができます。
とくに「顧客」「価値」「顧客との関係性=カスタマー・リレーションシップ」など、いずれも「個」指向のマーケティングに欠かせないキーワードがちりばめられています。
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